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福岡視力障害センター同窓会結成50周年記念行事
あはき師法19条は合憲.最高裁が判断
2022.3.14 新規  

 視覚障害者の生計を守るため、健常者向けのあん摩マッサージ指圧師養成学校の新設を制限している法律の規定が、憲法が保障する「職業選択の自由」に違反するかどうかが争われた3件の訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(菅野(かんの)博之裁判長)は2月7日、規定は公共の利益にかなうとして「合憲」と判断した。新設を認めなかった国の処分を取り消すよう求めた学校法人の上告を棄却し、学校法人を敗訴とした一、二審判決が確定した。
 学校法人福寿会及び学校法人平成医療学園が、国に対し、あはき法19条によるあん摩マッサージ指圧師養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求めた3件の訴訟の判決が、最高裁判所第2小法廷において2月7日15時から行われた。
 法廷傍聴には、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して22名に制限されている中、視覚障害当事者や支援者等59名が詰めかけた。 菅野博之裁判長より、仙台・東京・大阪の各事件について、上告人の上告を棄却する旨の判決が言い渡された。
 判決を受け、東京高裁司法記者クラブにおいて記者会見が開かれ、会見には、竹下義樹あん摩師等法19条連絡会会長、大胡田誠日視連顧問弁護士、安田和正日本あん摩マッサージ指圧師会会長らが出席した。
 竹下会長は、これまでの裁判を振り返るとともに「司法において最終判断の場の憲法判断で、あはき法19条が視覚障害者の職業的自立のためには必要な規定であることを明言していただいたことに安堵している」と語り、最高裁が視覚障害者の立場を十分に理解してくれたことに大きな感動と喜びを感じたと感想を述べた。
  (点字毎日、日視連より)

浦田理恵さん、東京パラリンピック、
ゴールボールで見事銅メダル獲得!!
2021.11. 8 新規  

 2021年8月24日から開催された「2020東京パラリンピック」に於いて、福岡視力障害センターの卒業生で、同窓会会員でもある浦田理恵さんが、出場したゴールボール女子の部でブラジルを破り、見事銅メダルを獲得されました。
 浦田さんは、今回のパラリンピック日本代表の副主将も務め、ゴールボールでセンターのポジションで大活躍されました。前回のリオパラリンピックで逃したメダル獲得をバネに、リベンジを果たしました。
 公私ともにお忙しい毎日を送っておられる浦田さんは、我々同窓会員はもとより、視覚障害者に大きな希望と勇気を与えてくれています。これからの浦田さんの益々のご活躍を祈念します。
 ここに、今回の東京パラリンピックの写真を掲載しています。ご本人のコメントもありますよ。

浦田理恵さん ご本人のコメント

 29期生の浦田理恵です。
 2003年、センター入所時にゴールボールと出会い、恩師やセンター卒業生の仲間達とともに、世界の舞台を目指し、卒業後もセンター体育館を練習の拠点とさせていただき、競技活動を続けてきました。

 東京2020パラリンピック大会は、コロナの影響で1年の延期となり、代表選考も一旦、白紙になり、練習環境にも制限が出るなど、先行きの見えない日々が続きましたが、たくさんの応援やご支援、ご協力のお陰で銅メダルを獲得することができたことを、心より感謝しています。

 東京2020大会のメダルには、点字で「東京2020」と印字されており、側面下部には競技名が刻まれています。また側面上部には順位に等しく穴があり、ブラインドでも、触ってメダルの色がわかるユニバーサルデザインとなっています。

 私の人生は、ゴールボールと出会ったことで大きく変わりました。
 仲間がいてくれること、コミュニケーションの大切さ、夢を持つことの楽しさや、目標達成の過程に起こる様々な困難の乗り越え方は、ゴールボールを通じて学び得たことです。

 そして、何事においても「あたり前」なことはひとつもなく、感謝の気持ちを持ってトライ&エラーを繰り返していくことは、より豊かな人生になることにつながるということを実感しています。

 この経験を次のキャリアにもいかしていきます。皆様、応援いただきありがとうございました。

       2021年11月 1日 浦田理恵  

センター創立50周年記念
同窓会記念植樹の木たちの今
2021.3.18 新規

 皆さんはすでにご存知かと思いますが、一昨年、令和元年に福岡視力障害センターが創立50周年を迎えた際、それを祝って同窓会として、下記のように記念植樹を行ないました。

 ◎植樹場所 福岡視力障害センター「かおりの園」
 ◎贈 呈 日 令和元年6月7日
 ◎目  的 福岡視力障害センター創立50周年記念
 ◎樹木名称 大島桜、クチナシ、沈丁花、キンモクセイ(いずれも香木)
       および記念プレート

 先日、卒業式に行ったとき、植樹した「かおりの園」に立ち寄ってみました。去年の夏は雑草がめだちましたが、きれいになっていました。
 植樹した木たちも、少しずつ着実に成長してきているようです。どの木も花を咲かせたら、花びらから、かぐわしい香りを周囲いっぱいに漂わせ、人々の気持ちを和ませてくれます。まるでわが子の成人を待つように、その日が楽しみです。
 まだまだ子どもですが、木たちの今を見てやってください。   

記念植樹プレート クチナシ(梔子) ジンチョウゲ(沈丁花)
オオシマザクラ(大島桜) キンモクセイ(金木犀)
福岡視力障害センター同窓会

〒819-0165福岡市西区今津4820番地の1

国立障害者リハビリテーションセンター
自立支援局福岡視力障害センター内

TEL (092)806-1361(代)

FAX (092)806-1365

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